大陸の名前になったおっさん!?
皆さんこんにちは
教員志望大学生のしゅんです。
これからこのブログ上で
「カタカナが多すぎる」
「時代や地域がややこしい」
など
苦手意識を持っている方が
世界史について
「意外な実話」
など
織り交ぜながら
わかりやすく解説していきます!
私のこれまでの経験上
単語そのものを覚えようとするより
「その単語にまつわる話」
「関連する話」
と共に覚える方が
圧倒的に
定着しやすいです!
反対にそれを知らずに
単語だけを覚えようとすると
中々定着せず
「勉強したのに中々思い出せない…」
「難しくて面白くない」
「勉強する気にならない…」
と言った
負のスパイラルに陥る可能性があります!
なのでぜひ
このブログで楽しみながら学んでください!
今回はその第1弾として
「大陸の名前になったおっさん!?」
についてお話ししていきます!
大陸とひと口に言っても
ユーラシア大陸、アフリカ大陸、
というふうに世界には6つの大陸があります!
その中で今回は
に着目します!
この2つの大陸名に共通しているのは
皆さんもすぐに分かると思いますが
「アメリカ」
ですよね!
てことは…
そのおっさんの名前はアメリカに近いのか??
と予測した人も多いでしょう!
そう!その通りです!
そのおっさんの名前は
「アメリゴ・ヴェスプッチ」
なのです!
とても似ていますよね〜
このアメリゴ・ヴェスプッチは
イタリア出身の探検家、地理学者なのです!
彼は4回に渡って航海したといわれています!
1回目は
1497年〜1498年にかけて
スペインのカトリック国王フェルナンドの
要請により、43歳にして初の航海に出て、
カリブ海沿岸を探検しました。
2回目は
1499年〜1500年にかけて
カリブ海から南下して
ブラジル北岸まで探検しました。
3回目は
1501年〜1502年にかけて
南米大陸東岸に沿って南下していきました。
この3回目では
ヨーロッパ人として初めて
南半球で天体観測をしたみたいですね〜
4回目は
1503年〜1504年にかけて
南米北東部沿岸を探検しました。
つまり彼は
1497年〜1504年の7年間で
現在の南アメリカ大陸を
4回
探検したことになります!
そして彼は
1503年に
「新世界」
という論文で
私が探検した大陸は新しい大陸だ!
ということを発表しました。
でもこの時は
アジア、ヨーロッパ、アフリカの3大陸
からなる
古代ヨーロッパの伝統的な
三大陸世界観があったので
あまりヨーロッパ中には浸透しなかったのです…
しかし、1507年
南ドイツの地理学者の方が
『新世界』を収録した『世界誌入門』
を出版し
その中の付録の世界地図内の新大陸に
アメリカと表し
アメリカ大陸となりました!
当時はアメリカ大陸は繋がっている
と考えられていなかったので
南アメリカ大陸だけですが、
のちに繋がってることが判明し
という形になったのです!
ここまで色々と言ってきましたが
最終的には
「アメリゴ・ヴェスプッチ」
という人が
今の南アメリカ大陸を探検し
名前の由来となった
と言うことを覚えてくれたら
充分です!
こんな感じで
何かと単語を連結させながら
楽しみながら
やっていきましょう!
今すぐに覚えたいけど難しいという方は
というように
関連するワードとともに
10回程口に出して読んでみてください!
では〜