名もなき改革者!!古代ギリシアの無産市民!!
みなさんこんにちは!
教員志望大学生のしゅんです!
突然ですが!
みなさんは世界史にどのような
イメージを抱いてますか?
「得意だ」という方もいれば「苦手だ」
という方もいるでしょう。
私の周りでは世界史が苦手という方がめちゃめちゃ多くてですね...
その理由がなんとも大体同じで
「カタカナが多すぎる」
「時代とか地域が多すぎる」
「なかなか覚えられない」
と嘆いていました。
それを聞いてその方たちはどんな風に勉強しているのかな?
と思って、聞いてみたところ
「出てきた単語だけを
覚えようとしている」
「理解する前に
とりあえず覚えようとしている」
このような方がほとんどでした。
たしかに覚えることが多すぎて
そういう風にしたくなりますよね...
しかし私の経験上
「その単語にまつわる意外な話」
「その単語が持っている意味」
「何かが起こるまでから
その後までの一連の流れ」
これらのことと結び付けて
しっかりと理解し、その上で
芋づる式に覚えることで
圧倒的に正しく記憶できます!
あれもこれも別々のもとして理解しようとするよりも
流れで自然と記憶する方が
脳に感じる負担も少なくできます!
反対に
これをしなかったら
「なかなか覚えられない」→
「難しい」「面白くない」→
「勉強したくない」
という感じで
負のスパイラルに陥る可能性があります!
このブログでは
分かりやすく、誰でも楽しめるように
解説していきますので
是非楽しんで学んでください!
今回は第14弾ということで
「名もなき改革者!!古代ギリシアの無産市民!!」
について書いていきます!
みなさん「無産市民」という言葉はご存じですか?
読んで字のごとくで
「財産を持たない(無い)下層の市民」
という意味です!
そんな人々がどう
改革をもたらしたのか?
不思議ですよね。
それを理解するために
「イオニア人」が集住したことで
アテネは成立しました。
そのため当初は王が支配する王政でしたが
次第に貴族が王に代わって「アルコン」
という地位につき統治する貴族政に移行していきました。
まあいわゆる上の階層の人が支配
していたということですね。
その後貴族たちの恣意的な慣習法を
是正した「ドラコンの立法」や
平民の没落を防止するための「ソロンの改革」
「クレイステネス」の活躍などがあり
「前508年」民主政が確立しました。
ん??
民主政確立したら
下層の市民が改革を持たらす
部分が無くない?ってなりますよね。
この確立した民主政は
まだまだ納得のいくようなものでは
なかったのですね。
そんなときに起こったのが
大国ペルシアとのペルシア戦争です!
この戦争での
「サラミスの海戦」という戦いで
活躍したのが馬鹿でかい手漕ぎの船である
「三段櫂船」です!
そしてこの三段櫂船を漕いでいたのが
武器が必要ないために
任されていた無産市民達だったのです!
もうみなさん大体お分かりですよね??
そう!
この活躍した三段櫂船を漕いでいた
無産市民の活躍のおかげで勝てた
と言っても過言ではないため
この戦争後
無産市民たちは発言権を強めて
戦後のギリシアでは民主政が徹底され
民主政が全盛期を迎えました!
つまりは無産市民の活躍が
ギリシアの政体に影響を及ぼした
ということです!
まとめると
身分が上の人たちが
支配していたギリシアにおいて
徐々に改革が起き
その改革最終的に完成した裏に
下層市民の戦争での活躍があったということです!
まさに名もなき改革者ですよね!
まずは
身分が上の人が支配していたが
徐々に改革が起き始め
最終的に完成に持っていったのが
下層市民の無産市民であった
という概要の一連の流れを把握して
その後に
「」の単語を覚えていきましょう!
なんで今からは
この一連の流れを
ざっくりと誰にでもいいので
口に出して説明しましょう!
そうして
ここを完璧にして
テストの点数や自分の勉強法に
改革を起こしてやりましょう!
では!