教員志望大学生@しゅん

教員志望の学生が教える世界史の〇〇

現代の理解は間違っている⁉︎ハンムラビ法典の真実!

みなさんこんにちは!

教員志望大学生のしゅんです。

これからこのブログ上で

 

「カタカナが多すぎる」

「時代や地域がややこしい」

など

苦手意識を持っている方が多い

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世界史について

「意外な実話」

など

織り交ぜながら

わかりやすく解説していきます!

 

私のこれまでの経験上

単語そのものを覚えようとするより

「その単語にまつわる話」

「関連する話」

と共に覚える方が

 

圧倒的

定着しやすいです!

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反対にそれを知らずに

単語だけを覚えようとすると

中々定着せず

 

「勉強したのに中々思い出せない…」

「難しくて面白くない」

「勉強する気にならない…」

と言った

 

負のスパイラルに陥る可能性があります!

なのでぜひ

このブログで楽しみながら学んでください!

 

今回は第13弾ということで

「現代の理解は間違っている⁉︎ハンムラビ法典の真実!」

について書いていきます!

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皆さん!

喧嘩なんかをしちゃった時に

相手にやり返そうとしませんか??

「目には目を」「歯には歯を」とか言って!

 

実はこの言葉の起源は

紀元前まで遡ります。

 

「紀元前1792年〜紀元前1750年」

バビロニア

統治した「ハンムラビ王」が発布した

通称ハンムラビ法典という

法典に記されている代表的な言葉です!

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先程述べた通りに

だいたい現代では

喧嘩した時のやり返す時の文句として

多用されていますよね

 

それって実際

どんな意味で使ってます??

とりあえず復讐するための理由付けですか?

相手にされたこと以上のことをして

わからせてやろう!とかで使いませんか?

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実はその解釈は間違っているのです!

そもそもこの文言は復讐を煽るためのものでも

復讐の正当化をするものでもありません!

 

この言葉には

「平等に」という意味が多分に含まれていて

身分が対等なもの同士でしか

成立しない言葉だったのです!

 

なので身分の上の人に何かやらかすと

もっとひどい仕打ちが返ってくるよ

という文言もハンムラビ法典には記されてます!

そんなに万能な言葉じゃないんですね…

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この言葉には

何かやってきた相手に対して

相手がやってきたことと同じことまでで

やり返すという意味があります!

 

そのために

単に喧嘩両成敗の意味だけでなく

必要以上の復讐を防ぎ

それによって起こる報復合戦の拡大

防ぐという真意が込められていたのです!

 

なので皆さんは

この言葉を使うときは

必要以上にやり返したらいけませんよ!!

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まとめると

「目には目を」「歯には歯を」には

復讐を煽ったり

正当化したりする意味はなく

 

喧嘩両成敗でありながら

復讐の上限を決めて

その後に起こるであろう

報復合戦の拡大を防ぐという

意味があったのです!

 

これは

「目には目を」「歯には歯を」

同じものには同じものを返すって感じで

本当に文面通りに受け取る

だけと理解しましょう!

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誰かから何か貰っても

だいたい同じくらいのものを返すでしょう?

値段だったり大きさだったり

そんなイメージです!

復讐の時だけ変に大目に返さなくて大丈夫です!

 

今すぐにできることとしては

なにが起こっても

相手に同じだけのものを返していって

日常的に馴染ませていきましょう!笑

 

これを覚えて

喧嘩とテストを

両方成敗しちゃって

周りの人からもテスト用紙からも

最高の点数を手に入れちゃいましょう!!

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では!